住まいを新築する時、最近、バリアフリーということを重要視するようになりました。住まいは、生涯住んでいくものですから、建てた時点、若くて、足腰が丈夫であっても、年月を重ねていくと、高齢になり、ちょっとした段差にもつまずくようになります。

しかし、つまずくのは、段差だけではありません。敷居もつまずきます。住まいを新築する時、段差をなくすだけでなく、建具の種類も考えていかなくてはいけません。案外、つまずいて、転倒する危険の大きいのは、電気コードです。電気器具を使用するには、どうしても、電気コードをコンセントにささなくては使えません。その時のコンセントの位置によって、電気コードを長くのばさないといけないこともあります。

私の伯父が住まいを新築したのは、定年退職後のことでした。まだまだ元気だと思っていますが、高齢になった時のことを考えて、住まいの中をできるだけバリアフリーにしたいと思いました。できるだけ段差なくすように、考えてもらい、ドアでなく、引き戸を採用してもらいました。生活をしていくのに、家庭用電気器具が必要です。その器具を使うには、当然のことながら、電気コートをコンセントにささなくてはいけませんので、このコードにつまずいて、転倒する可能性があります。そこで、自分たちが使用する器具をピックアップして、収納できるものは収納し、そこにコンセントをつけてもらい、できるだけ、外に出さないように工夫してもらいました。

LDKには、とても素敵なスタンドを置きたいと思いましたので、コンセントは、壁ではなく、床に設置してもらい、できるだけ、コードを伸ばさなくていいようにしました。コンセントは壁にとばかり思っていましたが、床の適当なところにつけることで、床もすっきりとしました。また、壁につけたコンセントの位置も膝を曲げないですむぐらいの高さにしてもらいましたので、抜き差しが楽になりました。