新築時に検討される事が多い、壁面収納を考えましょう。
壁面収納にすると、空間が無駄にならず、確実に収納量は増え、部屋が広く感じられますが、圧迫感が出る事もあり、絵などは飾れなくなり、一度設置したら何十年も使うことになるので、慎重な検討が必要です。とはいえ、いくつも収納家具を床に置くことに比べれば、メリットが大きいでしょう。

まず壁面収納を設置する壁を決め、サイズを測ります。リビングに置くものを分類し、壁面収納に何をどれだけ入れるかを決定します。壁面収納に入れるものには、本・書類、文具、家事用品、AV機器、日用品などがあり、分類ごとに必要な棚や引き出しの数とサイズ、取り出しやすい位置などを決めてオーダーします。入れる物によって家具の大きさや形、空間の仕切り方、引き出しの数などが変わり、費用も変わってきます。

★AV機器・・・テレビの幅は1200から1500mm必要で、高さはテレビのセンターよりソファーに座った目線が上になる500mm以下です。テレビの下にはAV機器とゲーム機、DVDやCDを収納する棚や引き出し(深さ150から160mm)が必要です。
★本・書類・・・本や漫画、雑誌、子どもが学校からもらってくるお知らせ、取扱説明書や領収書などは、扉を付けるかオープンにするのかを決めます。
★日用品・文具類・・・日用品は引き出しに入れるのか、カゴで収納するのかなどによって設計が変わり、引き出しが多いと費用が上がります。文具は引き出しが使いやすいですが、深さは100~150mmが良いです。
★家事用品・・・掃除機やモップ、アイロンにアイロン台、ミシンや裁縫道具などは、高さ1200mm以上で可動棚をつけます。

家造りを行うほとんどの人が住宅に「夏は涼しく、冬暖かい家」ということを希望するのではないでしょうか。これを実現し、冷暖房に頼ることなくエコな暮らしを送りたいものです。人が快適だと感じる気温は、20~25℃、湿度は40~60%の間と言われています。この条件に加え、心地よい風や物が発する熱エネルギーである放射熱という要素が結びついた体感温度が快適さを決めるポイントとなってくるのです。

体感温度を快適に保つ方法は様々ですが、例えば、風の通り抜けやすい間取りにすることで夏を涼しくしたり、家の中に寒さをいれず熱をのがさないための技術である気密や断熱にこだわることで冬の暖かさを実現していくのです。中でも断熱には、構造部分を断熱材でくるむ外張り断熱と壁の中の断熱材を詰める充填断熱があり、施工方法も様々です。

また、断熱材の種類も多くあるため、何が最も適しているかということは施工業者と話し合いながら決めていくことが必要です。建物自体の断熱性も重要ですが、熱の出入り口で一番大きな窓の気密・断熱性も重要となってきます。冬の暖房時の熱が流出する割合は、屋根5%、床7%、外壁・換気15%、窓58%です。夏の冷房時に熱が入る割合は、床3%、換気6%、外壁7%、屋根11%、窓73%です。

この数字を見ると窓の気密性や断熱性が重要であることが一目瞭然です。「夏は涼しく、冬暖かい家」ということは基本的なことでもあるだけに、まずはしっかりとこの目標を達成できる住まいにしたいものです。

洗濯は毎日行う家事の一つです。洗濯は家事の中でも体力がいる家事でもあるのです。洗濯を行った洗濯物は、水を含み重さを増します。それを抱えて洗濯物干し場まで移動しなければなりません。妊娠時や高齢になり足腰が弱ってきた時でも体に負担がかかりにくようにしておきたいものです。

洗濯機からより近い場所に洗濯物干し場に設けておくといいのです。一番動線をコンパクトにできるのが、洗濯機のある洗面室に勝手口を設け、その先に洗濯物干し場を設けておくことです。これならほとんど移動しなくていいので、重たい洗濯物を抱える手間が省けます。家事と育児の両面に配慮するなら、リビングの先に洗濯物干し場を設けておくのもいいでしょう。

我が家がまさにこれです。リビングの先に設けたウッドデッキに洗濯物干し場を設けています。リビングで過ごす子ども達の様子を確認しながら洗濯物を干せるため家事と育児の両立がしやすいのです。一番避けたいのが、一階の洗面室で洗濯を行い、二階のバルコニーで干すという動線です。動線が長くなるだけでなく、途中に階段を挟むため体に大きな負担がかかるのです。

動線に配慮しながら洗濯物干し場を設けると同時に、悪天候時や夜洗濯を行った場合、花粉が多く飛来する時でも洗濯物干し場に困らないように室内干しを設けておくことも大切です。これは、屋外用の洗濯物干し場と隣接させて設けておくと、サッと洗濯物を取りこみ、室内干しに一時置きでき衣類にシワが入らずに済みますし、急な雨の時でもサッと洗濯物を移動できるのです。動線を考えながら洗濯物干し場を設けましょう。

我が家の子ども部屋は個室を設けておくのではなく、広々10帖のワンルーム子ども部屋を設けました。我が家の子ども達はまだ小さく、それぞれの個室を設けても利用する機会はほとんどありません。それよりも子どもの成長に合わせて子ども部屋を有効的に利用できるようにワンルームの子ども部屋を設けたのです。

幼少期は、おもちゃを広げてゆったりと遊べるスペースが求められます。また、お友達が遊びに来た時も走り回って遊べるスペースがあると助かります。ワンルームの子ども部屋はそれが実現できます。中学・高校生頃になるとそれぞれの個室を求めるようになります。その時、このワンルームを二つの個室に分けるのです。個室にした時は一部屋5帖の広さになるため、狭さや圧迫感を感じないように勾配天井にしました。

天井が高いことで個室に区切った時も閉鎖的な印象を得ることはありません。そしてこの天井高を活かしてロフト収納を設けました。子どもの成長とともに物は増えていきます。空間は個室になることで狭くなるのに対して物は増えていくこの矛盾を解消するために設けた収納スペースです。物がきちんと片づけられることで必要最低限の快適性を得られ、勉強への集中力も、ゆったりと休息することもできるのです。

将来的に二つの部屋に区切ることを想定して、ドア、窓、照明、コンセントなどは予め二部屋分設けておくと大掛かりなリフォームをすることなく部屋を区切ることができるのです。子どもの成長にピッタリの空間造りを行うようにしましょう。

住まいを新築する時、最近、バリアフリーということを重要視するようになりました。住まいは、生涯住んでいくものですから、建てた時点、若くて、足腰が丈夫であっても、年月を重ねていくと、高齢になり、ちょっとした段差にもつまずくようになります。

しかし、つまずくのは、段差だけではありません。敷居もつまずきます。住まいを新築する時、段差をなくすだけでなく、建具の種類も考えていかなくてはいけません。案外、つまずいて、転倒する危険の大きいのは、電気コードです。電気器具を使用するには、どうしても、電気コードをコンセントにささなくては使えません。その時のコンセントの位置によって、電気コードを長くのばさないといけないこともあります。

私の伯父が住まいを新築したのは、定年退職後のことでした。まだまだ元気だと思っていますが、高齢になった時のことを考えて、住まいの中をできるだけバリアフリーにしたいと思いました。できるだけ段差なくすように、考えてもらい、ドアでなく、引き戸を採用してもらいました。生活をしていくのに、家庭用電気器具が必要です。その器具を使うには、当然のことながら、電気コートをコンセントにささなくてはいけませんので、このコードにつまずいて、転倒する可能性があります。そこで、自分たちが使用する器具をピックアップして、収納できるものは収納し、そこにコンセントをつけてもらい、できるだけ、外に出さないように工夫してもらいました。

LDKには、とても素敵なスタンドを置きたいと思いましたので、コンセントは、壁ではなく、床に設置してもらい、できるだけ、コードを伸ばさなくていいようにしました。コンセントは壁にとばかり思っていましたが、床の適当なところにつけることで、床もすっきりとしました。また、壁につけたコンセントの位置も膝を曲げないですむぐらいの高さにしてもらいましたので、抜き差しが楽になりました。

家族が長時間過ごすリビングにこそ収納を充実させておくべきなのです。しかし意外と見落とされる収納でもあるのです。玄関にはシューズクローク、キッチンにはパントリー、洗面室には洗面クローゼットなどしっかり収納スペースを確保するのに、リビング収納は軽視されがちです。リビングに物が散らかってしまうとリビングの快適性を欠いてしまいますし、居心地も悪くなってしまいます。

リビングに集まってくる物をきちんと整理できる収納スペースを設けておきましょう。そこで我が家は、リビングの背面に収納庫を設けました。室内から見えない収納スペースを作ることで、見せたくない日用品などまで収納しておくことができますし、ウォークインタイプで収納力があるため大きさのある掃除機などもきちんと整理できています。この収納庫の壁一面には棚を造りつけています。

子ども達のおもちゃや幼稚園グッツなどリビングに乱雑になりがちなこれらのものを、自分達できちんと整理できるようにしたことで、リビングがスッキリとするようになりました。またソファの上には、外出先で着ていた上着がいつまでも脱ぎっぱなしになっていることも多いです。このリビング収納にはポールを上下二段に分け設け、コートクロークを設けたのです。大人用の上着も子ども用の上着もここに一時置きできるため、ソファの上に上着がいつまでも散らかることがなくなるのです。外出時もわざわざ二階のクローゼットまで取りに行く必要もなく便利なのです。

万が一リビングが散らかっている時に、急な来客者があってもサッと物を片づけられるので主婦には大助かりです。リビング収納こそ力を入れておくべきだと思います。

我が家の新居の洗面室の広さは1坪です。今までは洗面室の一般的な広さは1坪でした。しかし最近では洗面室が重要視され、1坪以上の広さに余裕のある洗面室が設けられることが多くなってきました。我が家も実際は1坪以上の洗面室にしたかったのですが、LDKを重要視したことで洗面室は1坪しか確保できなかったのです。1坪と言う限られた空間でも工夫して空間を有効利用することで、実際に生活してみると1坪でも十分だと感じることの方が多いです。

まず洗面室の扉を引き戸にしてデッドスペースを生まないようにしました。そして洗面室に設ける窓は、洗面台と洗濯機を設置している壁の天井近くに横長の窓を設置したのです。ここに窓を設置することで、洗濯機の上部を有効的に使えるのです。通常は洗濯機の上部辺りに窓が設けられることが多いです。しかし洗濯機の上部を収納スペースとして利用したかった私は、ここに窓を設けると窓を塞ぎ、明るさの確保も風通しも悪くなってしまうのを避けたのです。天井近くに設けた窓は明るさをしっかりと確保でき、チェーンで開閉できるので風通しもしっかり行えます。

これで洗濯機の上部にしっかり収納スペースを確保できました。そして洗面台と洗濯機の間の隙間もそのままにせず隙間収納を取り入れたので、洗面室で必要なものがきちんと洗面室内に収められています。1坪という限れた空間でも最大限有効活用すれば不便さを感じることなく、使い勝手のいい洗面室となるのです。

住宅において窓の存在は欠かせません。住宅の気密性が高まる中、換気対策の十分に行う必要があります。気密性にも換気をするためにも窓の存在は大きいのです。私は現在戸建ての賃貸住宅に住んでいますが、冬場の窓の結露がすごくて毎朝手入れをするのが大変です。床は水でびしょびしょになり、カーテンにカビが生え衛生的にも良くありません。なので新築を建てる際には結露対策された窓を設置しようと思っています。

ガラスは一枚ガラスではなく複層ガラスやシンクガラスにすることで結露を防止できます。そしてこれらを使用することで断熱効果も高まります。窓ガラスだけでなくサッシにも気をつけておくべきです。窓は泥棒の侵入経路の一つになる場合があります。防犯性の高い窓にしておく必要があります。強化ガラスを使用したり、窓も2重ロックにして安全に暮らせる環境を整えておくことも大切なことです。

部屋の雰囲気や外の外観にも大きく影響してくる窓の存在。サッシの存在も大変大きなものです。最近では木製サッシも普及してきました。木製サッシはオシャレでデザイン性の高さが伺えます。またフレームレスの窓もあります。部屋をスッキリさせ外の眺めがより楽しめる窓だと思います。各部屋の用途に合わせて窓を選別するのもいいと思います。窓は採光・採風に欠かせない存在なのでいかに上手に取り入れ部屋の印象を変えるかは住宅のポイントになってきます。設置する位置やサイズにもこだわり設置することで快適性や安全性が格段に変わってくることでしょう。生活のしやすい家にするには窓の存在は重要なのです。

最近人気の間取りとなっているリビング階段。このリビング階段にすることでメリットもあればデメリットもあります。メリットとデメリットをしっかり理解した上で階段を設ける位置を決めた方がいいと思います。リビング階段にすることのメリットは家族の繋がりを感じやすく、また家族が顔を合わせる機会が増えコミュニケーションが増えるということです。

玄関近くに階段を設けることで帰宅時子ども達がそのまま自分の部屋を行き、一日ほとんど顔を合わせないという日も多いでしょう。しかしリビング階段にすることで家族のいるリビングを通らなければ二階へ行けないようにすることで、家族が顔を合わせる機会が増えコミュニケーションも必然的に増えるのです。親は子どもの変化に気づいてあげやすい環境になると思います。また廊下という無駄なスペースを造らないので部屋を広くさせることができるのです。

その反面リビング階段にすると二階からの冷気が一階へ流れ込みコールドドラフトという現象を引き起こしてしまうのです。二階からの冷気でリビングがいつも寒く体調を崩しやすくなってしまうのです。冷暖房効率を下げてしまうのでしっかり対策をとる必要があるでしょう。またリビングにお客さんがいる時でも家族はリビングを通らないと自分の部屋には行けないので、お客さんへの配慮は欠けてしまうということもあります。人気の間取りのリビング階段ですがメリット・デメリットを踏まえた上で、自分のライフスタイルにはどちらが適しているか見極め階段を設置しましょう。

浴室は一日の身体の汚れを落とす場所であり、一日の疲れを癒す場でもあります。リラックスするはずの浴室で、多くの事故が起きているのも現実です。滑って転んだり、浴槽で溺れるなどの事故が多い浴室は家庭の中でも最も危険な場所の一つと言えるのです。特に高齢者は冬場気を付ける必要があります。

昔から年寄に一番風呂は良くないと言われています。暖かいところから寒いところに入ると、急に血圧が高くなり、ショック症状を引き起こすのがヒートショックと呼ばれるものです。このヒートショックで年間1万人以上の人が亡くっているのです。この対策としては、温度差をなくすように、浴室暖房機能を取り入れるといいのです。入浴前にスイッチを入れておけば、一番風呂でも暖かくヒヤッとした印象を払拭できます。

一歩足を踏み入れた時のヒヤッとした印象を感じにくくするためには床が大事です。最近の浴槽の床は素足で踏んでもヒヤっとした感触はなくなりました。また滑りにくく衝撃を吸収してくれるので安全性も高まっているのです。万が一転んでも衝撃を吸収してくれるクッション性を持たせたものや、膝を直接ついても痛くない柔らかい感触の床になっているのです。

次に浴槽です。以前は和式の高さのある浴槽が多く、またその浴槽を床に置くタイプだったため、入浴する時に足を高く上げてまたがなければなりませんでした。小さい子どもや足腰の弱った高齢者にとってはとてもはいりづらいものでした。最近は、半埋め込み式が主流となったことで、浴槽のへりのまたぎ部分の高さが低くなり、浴槽での出入りがスムーズになったのです。浴室の快適性を得るにはまずはしっかりと安全性を確保しましょう。

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